10月末にスコットランド北西部で開催されるTHE OMMに出場するため、その練習とギアテストをしてきました。
国内では競技責任者を務めていますが(OMM JAPAN)、本国のレースは2014年より参加者として出場、残念ながら過去A、Bクラスストレートとも記録なし。ナビゲーションも山のスキルも、フィジカルも人よりあるだろう日本ではトップレベルの我々でも壁が高いこのレースに、最後の挑戦として臨みます。
ウェアのチェックは欠かせませんが、基本的には過去と同様。オーバーウェアは提供していただいたOMMのカムレイカ、他はTRIMTEXウェアを使用しています。
今回はTRIMTEX Advanceウィンタータイツを八ヶ岳稜線で着用してみました。
今までのボトムはTRIMTEX Advanceタイツ+Trainer TXパンツ。暴風雨がひどいときはさらにOMMのカムレイカを着用します。
Advanceタイツのいいところは、とてもやわらかい生地で履き心地がとにかくいいこと。くたくたに疲れてドロドロ、決してきれいとはいえないテント内で、ふだん感じるようなタイツの締め付け感、ピタピタ感がないので、それ1枚でストレスなく気持ちよく過ごせるのです。寝袋の中でも違和感なく眠れてしまう。なのでとっても外せない1枚なのですが、何しろ廃盤モデルになってしまってみなさんにご紹介できない。。
が、同じ生地を使い、裏地が起毛になっているウィンタータイツはさらに暖かく、嬉しいことに製造継続とのこと。
Advanceウィンタータイツはさすがに起毛されているので、生地も厚い。しかし風が吹き、太陽に恵まれなかった標高2,900mでも寒さは感じませんでした。これ1枚で厳寒期のランやスキートレーニング、レースも大丈夫でしょう。さすが北国ノルウェー発。
もちろん生地の柔らかさと肌触りはよいまま。フラットシームなので縫い合わせているラインも気になりません。
ウェストのゴム部分は幅が広く締め付け感が分散されているのがいいです。裾のサイドにはジッパーがありますが、それを開けてシューズが脱げるほどの長さではありません。暗闇でも安全が確保できるよう反射テープがついています。
反射テープは前面の太もも部分にも両方に斜めに入っています。これで前方から車、自転車もろもろがやってきても視認できて安全確保できるでしょう。背面の腰部分にはジップ付きのちいさなポケットがあります。ここにキーやジェルやあめだまなど小さな補給食を入れられます。もちろん反射テープがついているので後ろからも目立ちます。
これ1枚履いてしまうとオーバーパンツはいらないかもしれません。上から短パンをはくよりバリバリこのタイツ1枚でアスリートモードでいくのもいいかもしれないですね。トレイルランニングレースで冬用タイツ必携の場合はこのタイツでカバーできるはずです。
これからの季節に重宝しそうな1枚です。
スコットランドに持っていくことにしました。
商品サイト:TRIMTEX Advanceウィンターロングタイツ
田島(身長162㎝) の着用サイズ
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