オリエンテーリングに適したシューズは

オリエンテーリングでこだわるギアは?

地図とコンパスを駆使し森をかけめぐるナビゲーションスポーツであるオリエンテーリング。15-90分とトレイルランなどと比べると高負荷・短い競技時間で1秒のタイムを競うため、なるべく身軽な格好で臨みます。競技中は給水ポイントがあることが多く、リュックサックなどは背負うことはほぼありません。身に着けるのは走りやすい服装とシューズ、手に持つのは地図とコンパスのみ。ほとんど自分の身体1つ!とはいえ1秒でも早くフィニッシュするために工夫はしたいところ。ではどこにこだわるか

 

1 コンパス

2 シューズ

3 服装

4 ディスクリプションケース、ゲイターなどアクセサリー類

 

おのずとそれぐらいになりそうです。今回はそのうちシューズについて。

 

トレイルを外れることが多く、不整地の森の中でナビゲーションしていくオリエンテーリングでは、シューズもオリエンテーリングの特性にあったものを使用するのが良いでしょう。

・アウトソール(靴底)が固い ->踏み抜き防止

・アウトソールの高さは高すぎず ->捻挫防止、バランス確保

・滑りにくいグリップパタン ->地面をガッチリとらえ速く進む

・踏み抜きをしないようサイド(内側・外側、前面)のガードが頑丈ー>怪我の防止

・枝が入らないようメッシュの生地でないもの ->怪我から守る、走りやすさを優先

・滑らないよう靴底に短いピンがついたもの ->速く走るため

 

オリエンテーリングが盛んな北欧では専用ブランドのシューズが展開されています。しかし残念ながら日本では手軽に購入することができません。近いものでトレイルランニング用のシューズがありますが、上記のことに注意して選ばないと怪我をしやすくなります。ただ軽ければよい、グリップがよければよいというものではないのです。オリエンテーリングだけにとどまらず、同じナビゲーションスポーツである山野をフィールドとしたロゲイニングやマウンテンマラソンなどにもあてはまるでしょう。

 

サッカーシューズも手ごろな値段やグリップ、生地の頑丈さから選択しているのが見受けられますが、それはフラットな芝生の上、土の上でこそ真価が発揮されます。不整地の斜面を駆け巡るオリエンテーリングでは脚に負担がかかり、故障の原因になりえます。

 

競技に適した安全なシューズを

O-Ajariではオリエンテーリングをするみなさんに、競技に適したシューズをセレクトし紹介しています。

取り扱っているinov-8は2003年、クロスカントリーが盛んなイギリスで立ち上げられました。数々のトレイルランシューズ、ランニングシューズ、クロスシューズを展開し、オリエンテーリングで使うのに適したシューズもあります。不整地での走りを意識した作りのシューズは、通常のトレイルシューズに比べてサイドやアッパー、生地などが頑丈でグリップ力も強いものです。

 

選んだ4足は、展示会に足を運び、実際にシューズを目にし、担当者と話をしてセレクトしました。またモニターのトップ選手からは高い評価をいただいています。

軽いシューズは安全面でリスクをともなう場合がありますが、これらはグリップの良さをはじめ、生地、サイド、アッパーとも頑丈な作りとなっています。

 

Mudclaw300

X-Claw275->2019年より後継シューズ X-Talon Ultra 260

Arctic Talon275 ->ピン付き 

X-talon212 ->上級者向け

X-talon230 2018.1より

 

最近のトレイルランシューズは軽量化が進んでおり、inov-8のシューズも例外ではありません。アウトソール(靴底)が薄いシューズもあります。リスク管理を心得たうえで、競技フィールドに適したシューズを選択し不整地でのラインの取り方を身につけて、安全に走れるよう自らの工夫も必要でしょう。

 

ウェブサイトからの購入はこちらから。

http://www.o-ajari.com/shoues/

 

オリエンテーリングに適したシューズ2019  (2019.4.14) 

 

© O-Ajari