TRIMTEXのパンツやタイツの種類がたくさんあること、どのようなレースやシチュエーションに向いているか、どのようなときに着ているのか質問がいくつかあるので、自分の着る状況等を整理して書いてみることにしました。
田島のフィジカルや戦績は、ご存知の方がいるかもしれませんが下記の通りです。
THE OMM(イギリス)
2014年 Aクラス出場 1日目タイムオーバー失格
2015年 Bクラス出場 2日目タイムオーバー失格
2016年 Bクラス出場 ミックスベテラン3位
日本のOMM JAPANは競技運営に携わるため、本国UKの視察、また競技者として自らの挑戦と過去3回出場しました。
なお2015年のTHE OMMはOMM JAPAN ストレートチャンピオンでもある柳下、上位の山田選手がEクラス(エリート)に出場しましたが、2日目タイムオーバー。2016年はOMM JAPANコースプランナーでもありトップオリエンテーリング選手の小泉・寺垣内選手がAクラスに出場し7位。国内ではナビゲーション・フィジカルとも高いわたしたちでも本国UKのレースでは厳しい戦いになっています。ちなみに一番下に昨年のTHE OMMのレース中の動画があるので興味ある方はご覧くださいませ。
トレイルラン等の実績は以下の通り。ここ数年全然出場していないのでどれくらいで走れるのかさっぱりわかりませんが、当時よりタフなのではと思います。でも今ぎっくり腰を抱えています。。
2009年 信越五岳トレイル(第1回) 16h51m
2010年 信越トレイルレース 6h26m
2012年 ハセツネカップ 13h04m
2012年 オリエンテーリング日本選手権ロングディスタンス日本チャンピオン
2010-2017年 ロゲイニング世界選手権出場(24hrs) 過去最高位 ベテランミックス7位
これらを踏まえて着用するパンツについて。
当たり前のことかもしれませんが、競技の特性や季節、その日の天候、気温、風の強さ、体調諸々に敏感になり臨機応変に変えることが大切ですね。また自分がどれくらい体力がありスピードがあるのか。動き続けていれば体は温かいですが、ペースが落ちたり、ナビゲーションレースならミスをすることでその場に止まり、体が冷えてしまう可能性があります。
それに加えて
動きやすさ(着心地の良さ)
レイヤーの考え方
機能性
のどれを優先するかにもよります。
レースモードかそうでないのか、体調によっても変わってくるので一概にこうだ!とは言えませんが、田島は、なるべく着ていること自体軽くしておきたいこと、お腹周りをすっきりさせたい(ゴムが2,3つもあって窮屈なのがいや)ことを優先しています。
(+ 雨具)
ショーツ(インナー付き)の上に着用。主に30分-2時間までのオリエンテーリング、3-12時間ロゲイニングなど春から夏、初秋に着用。ポリエステルの生地はスケスケで薄く速乾性があるので、軽くて涼しい。薄いにもかかわらず藪などに強いので、タイツの保護のためその上に履くこともある。
+ 膝までのロングソックス
+ 雨具
Trail 3/4タイツ(入荷予定)
主に秋ー初春シーズンの30分-2時間オリエンテーリング、3-6時間ロゲイニング、夏の24時間ロゲイニングなどで着用。脚の筋温、体温を下げないようにしたいとき。
+ 膝までのロングソックス、ショートソックス
+ 雨具
Trailロングタイツ(入荷予定)
秋冬のオリエンテーリングやロゲイニング、夏の24時間ロゲイニングで着用。脚全体の保温、体温の維持など。
+ロングソックス、ショートソックス
+ 雨具
これ1枚でレースに出ることはあまりなく、トレーニングや普段着、登山のときに着ることが多い。ロングレース(24時間ロゲイニング、 THE OMM)では予備のレイヤー、キャンプ地のテント内着用としてザックにいれておくことが多い。
+ 雨具
Trailロングタイツ + Trainer TXロングパンツ
24時間ロゲイニングや THE OMM、登山時よくある組み合わせ。晴れていたり気温が高かればすぐ脱げるように、寒く気温が低ければ着られるようにする。
雨具着用時は、気温によってTrainer TXロングパンツは脱いで、タイツの上に雨具を着用することもある
+ 雨具
晩秋ー厳寒期のレース:オリエンテーリング、ロゲイニング、THE OMMで着用。1枚でも起毛した裏地のおかげで暖く、お腹周りにストレスなく済むので最強の大好きなタイツ。
+ 雨具
Advance winterロングタイツ + Trainer TXロングパンツ
晩秋ー厳寒期で気温が低いロゲイニング、THE OMMなどのロングレースで着用。気温が高くなれば抜いてタイツ1枚になるようにする。雨具を着るときはTrainer TXロングパンツは脱いでタイツ+雨具の場合あり
+ 雨具
まだレースでは未着用。トレーニングに使用。レースで着るとしたら晩秋ー厳寒期のロゲイニングやTHE OMM、そうでなければ冬の低山ハイキング。この上に雨具は少しお腹や腰回りがごわごわしそうだが、雨が降らなければこれ1着で保温と防風ができるので、タイツ+Trainer TXロングパンツよりお腹周りはすっきりして動きやすく良いと思う。
どんなパンツ、タイツがいいか、組み合わせがいいかは、結局は目指すレース前にいろいろとトライしてみるのがいいのでしょうね。わたしもいろいろやってみてここまできました。直前まで悩んでいることも多いです。
レイヤー重視 暑かったり寒かったりしたら脱げるのがいいが2枚着用時はお腹はゴワゴワする
着心地重視 1枚ならお腹周りのストレスはないが、寒くても暑くても我慢しなくてはならない。
誰々がこういうスタイルだから自分も!とか、いつものスタイルで!ではなく、コンディションや天候等を把握してよりベターなウェアを着られたらレースも山遊びもより楽しくなりそうです。TRIMTEXのアイテムはきっとそんなお助けができると思っています。